マニュアルにない、XG固有の機能やパラメータの備忘録。
XG音源はいじれるパラメータが多いのです。
ここでは、他のサイトで解説していないところを中心に載せていきたいと思います。
MSGS、S-YXG50、MU1000、MU80のそれぞれで効果の有無を確認しました。
MU1000で"○"となっているものは、たぶんMU100以降でも使えると思います。
○ |
Title |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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(参考:10進ノートナンバー) ![]() RPN一覧
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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変調の速度はコントロールチェンジ X76=x によって指定します。(大きいほど速い) 現時点(Ver6.01)のMuseはアフタータッチの遅延指定に対応していないので、工夫しないとかなり限られた場面でしか使えないでしょう。 参考例
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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以下の項では、XGモードを前提として説明しています。 |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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MUSEではX64のホールド(サスティン)ペダルを "Y" でコントロールできますが、その他にも 3つのペダルがコントロール可能です。 X66はソステヌートペダル、X67はソフトペダルです。 X65はポルタメント(前の音から次の音へピッチがなめらかに繋ぐ)ペダルで、 X5でピッチ変化速度を指定(0:最短 - 127:最長)、X65でポルタメントペダルのON/OFFを切り替えます。 初期音程はX84で指定します。 |
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参考例:ポルタメント
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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MU80以上の音源には、全体に効果のある 5-Band EQ が装備されています。 プリセットがかなりアグレッシブな設定なので、以下のSys.Ex で調整することができます。
※フィルタ特性 Shelving : ゆるやか Peaking : 急峻 Freqの設定値については右表を参照してください。 |
Freq Table![]() |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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MU90以上の音源には、パートごとに 2-Band EQ が装備されています。 これはかなり強力なエフェクトで、これを使うのと使わないのでは音の印象が変わってきます。 ドラムは各ノートごとに 2-Band EQ が装備されているので、別のパラメータで設定します。 NRPNを使って設定します。 NRPNは X99(MSB), X98(LSB), X6(Data) の順に送信します。 (間違っている解説サイトがたまにあります・・・) Freqの設定値については右表を参照してください。 ![]() Freq値は対数的にマップされています。 |
Freq Table![]() |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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MU90以上の音源には、ドラムの各ノート(楽器)ごとに設定できる 2-Band EQ が装備されています。 これもかなり強力なエフェクトで、ドラムの表情が変わります。 (rr) は、設定する楽器のノートナンバーです。(例:Crash Symbal 1 = 49 / 「楽器の試聴」でわかります) NRPNを使って設定します。 NRPNは X99(MSB), X98(LSB), X6(Data) の順に送信します。 Freqの設定値については右表を参照してください。 Multi Part Parameter の PART MODE が DRUMS1...4 に設定されていないと効果がありません。 パートZ以外をドラムに割り当てた時は、以下のSys.Ex で設定を行う必要があります。 (パート10(Z) はデフォルトでDRUMS1になっているはずです。)
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Freq Table![]() |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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パートごとに音程を微調整します。 Multi Part Parameter のDetune は、ピッチを0.1Hz単位で指定します。 -12.8[Hz](0x00) 〜 +12.7[Hz](0xFF) RPNのFine Tuning は、ピッチをセント単位で指定します。 周波数を絶対的にずらす Detune に対して、Fine Tuning は 相対的に変化させます。 |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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参考例:モジュレーション
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○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
*POOL
"" |
○ |
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MSGS |
S-YXG50 |
MU1000 |
MU80 |
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同じパートにいくつかの音色を重ねて鳴らします。
設定したいパート[nn]の Rcv. Ch (受信するパート)を変更することで、レイヤーとして使用できます。 音色なども Sys.Ex の Multi Part Parameter で指定します。 パラメータ詳細についてはマニュアルを参照してください。 |
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参考例:パート#17(B1) を パートAのオクターブ上のレイヤーに割り当て
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○ |
おまけ:Terapad で編集 |
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Museのデータ編集はテキストエディタで行いますが、私はエディタにTerapadを使っています。 |
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